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HTMLのリストスタイルをカスタマイズする:list-style-typeとnoneの使い方

ウェブページをデザインする際、リストのスタイルをカスタマイズすることは一般的な要件の一つです。HTMLとCSSを使用して、リストの見た目を変更することが可能です。この記事では、特にlist-style-typeプロパティとnone値の使用方法に焦点を当てています。

list-style-typeはCSSのプロパティで、リスト項目のマーカーのスタイルを指定します。noneという値を使用すると、マーカーを非表示にすることができます。これにより、デフォルトのリストマーカーを消去し、自分だけのカスタムスタイルを適用することが可能になります。

この記事では、list-style-type: noneの使用方法を詳しく説明し、さらにリストのマーカーのデザインを変更する方法についても触れていきます。これらの知識を身につけることで、ウェブページのリストの見た目を自由自在にコントロールすることができるようになります。それでは、詳しく見ていきましょう。

list-style-typeとは

list-style-typeは、HTMLの<ul>(順序なしリスト)や<ol>(順序ありリスト)で使用されるリスト項目(<li>)のマーカーのスタイルを指定するためのCSSプロパティです。このプロパティには、さまざまな値が用意されており、それぞれ異なる種類のマーカーを表示します。

例えば、list-style-type: disc;と指定すると、リスト項目のマーカーがディスク(黒い塗りつぶされた円)になります。また、list-style-type: circle;と指定すると、マーカーが円(黒い輪郭のみの円)になります。

しかし、list-style-type: none;と指定すると、リスト項目のマーカーが非表示になります。これにより、デフォルトのリストマーカーを消去し、自分だけのカスタムスタイルを適用することが可能になります。これが、list-style-type: none;の基本的な使い方となります。次のセクションでは、この使い方を具体的な例を交えて詳しく説明します。それでは、次に進みましょう。

list-style-type: noneの使用方法

list-style-type: none;の使用方法は非常に簡単です。まず、スタイルを適用したいリストをHTMLで作成します。次に、CSSでそのリストに対してlist-style-type: none;を指定します。これにより、リスト項目のマーカーが非表示になります。

例えば、以下のようにHTMLとCSSを記述することで、マーカーのないリストを作成することができます。

<ul class="no-marker">
  <li>項目1</li>
  <li>項目2</li>
  <li>項目3</li>
</ul>
.no-marker {
  list-style-type: none;
}

このコードを実行すると、項目1項目2項目3という3つのリスト項目が表示されますが、それぞれの項目の前にはマーカーが表示されません。

このように、list-style-type: none;を使用することで、デフォルトのリストマーカーを消去し、自分だけのカスタムスタイルを適用することが可能になります。次のセクションでは、このカスタムスタイルの適用方法について詳しく説明します。それでは、次に進みましょう。

ulとliのマーカー種類の変更

list-style-type: none;を使用してリストマーカーを非表示にした後、次に考えることは、自分だけのカスタムマーカーをどのように適用するかです。これは、HTMLの<ul><li>要素に対してCSSを適用することで実現できます。

例えば、以下のようにHTMLとCSSを記述することで、独自のマーカーを持つリストを作成することができます。

<ul class="custom-marker">
  <li>項目1</li>
  <li>項目2</li>
  <li>項目3</li>
</ul>
.custom-marker li {
  list-style-type: none;
  padding-left: 1em;
  text-indent: -1em;
}

.custom-marker li:before {
  content: "• ";
  color: #f00; /* マーカーの色を赤に設定 */
}

このコードを実行すると、項目1項目2項目3という3つのリスト項目が表示され、それぞれの項目の前には赤い色のマーカーが表示されます。

このように、list-style-type: none;を使用してデフォルトのリストマーカーを消去した後、独自のマーカーを適用することが可能です。次のセクションでは、さらに詳しくマーカーのデザインを変更する方法について説明します。それでは、次に進みましょう。

マーカーのデザインを変える方法

リストマーカーのデザインを変更する方法はいくつかあります。一つ目は、CSSのcontentプロパティを使用して、マーカーに表示する内容を変更する方法です。二つ目は、CSSのcolorプロパティを使用して、マーカーの色を変更する方法です。

例えば、以下のようにHTMLとCSSを記述することで、独自のマーカーと色を持つリストを作成することができます。

<ul class="custom-marker">
  <li>項目1</li>
  <li>項目2</li>
  <li>項目3</li>
</ul>
.custom-marker li {
  list-style-type: none;
  padding-left: 1em;
  text-indent: -1em;
}

.custom-marker li:before {
  content: "★ "; /* マーカーを星に変更 */
  color: #f00; /* マーカーの色を赤に設定 */
}

このコードを実行すると、項目1項目2項目3という3つのリスト項目が表示され、それぞれの項目の前には赤い色の星が表示されます。

このように、list-style-type: none;を使用してデフォルトのリストマーカーを消去した後、独自のマーカーと色を適用することが可能です。これらのテクニックを駆使することで、ウェブページのリストの見た目を自由自在にコントロールすることができるようになります。それでは、この記事を終わりにしましょう。お読みいただきありがとうございました。

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